BREGUET. IWC. PANERAI.
「アシスト行政書士法務事務所」「NPO あしすと」「株式会社 アシスト」と複数の団体や会社を持つ行政書士のスペシャリストなM.Ishiiさん。
相続・遺言・後見・不動産、債権問題で困った事がありましたら、ぜひ相談させて頂きます。
そんな、M.Ishiiさんに、昔からコダワリのある腕時計をご紹介して頂きました。
いろいろとモノにコダワリのあるM.Ishiiさんですが今回はなぜ腕時計なのですか?
外出する時の格好で、何から決めるか?って話をよくするんですけど
人によって違てて、靴からとか、シャツからとか、いろいろあるんですが僕の場合、今日の朝この時計をしようと思ってから、その日のコーディネイトを考えるんです。
なるほど、時計から合わせるって事は、時計がコーディネイトのメインなんですね
そうですね。今日この時計をしたいから、その時計に合うシャツとネクタイなんかを考えます。
すべて時計から始まります
今日は色が同じですね。
今日は同じ色にしましたが、違う色にして色の組み合わせなんかも楽しんでます。
後、TPOっていうのも大事ですね。
極端な言い方をすると、日本の時計ショップの店員さんの場合、ご予算はどれくらいですか?どこのブランドが良いですか?っていう金額から絞り込む聞き方をするお店が多いのですが
ヨーロッパのお店の場合、どんなスタイルでしますか?どういう場所ではめる時計ですか?っていう聞き方をします。
どんな高級時計であっても、その時計をどんなシーンでも付けてるのは良くないと思うんです。
営業職の人なんかはキラキラした時計など仕事の時は避けた方が良いだろうし。
最近僕は、スーツに革ベルトの時計を合わせてます。
なぜ革にしたんですか?
時計って元々はゴールドかプラチナを使ってたんですよ。
そうなると宝石とかと同じですね。
昔は装飾品としてのアイテムだったんですよ。
逆に言えば、ステンレスっていう素材は高級素材では無かったんですね。
Rolex(ロレックス)なんかは、ステンレスを使ってカジュアルで丈夫な部分を出してヒットしたブランドだと思います。
今で言う、Gショックみたいな感じですか?カジュアルで丈夫!
Gショックは究極だと思うけど…
今回紹介するBREGUET(ブレゲ)はマリーアントワネットが発注した時計なんですよ。
えー!そうなんですか!
BREGUET(ブレゲ)って職人の名前なんですけど、BREGUET(ブレゲ)を呼んで「贅を極めた時計を作りなさい」って言って発注したみたいなんですよ。
贅沢三昧ですね。
BREGUET(ブレゲ)は当時から有名で時計の歴史を200年早めたって言われてる人なんですよ。
今だに時計の基礎となったモノはBREGUET(ブレゲ)がほとんど開発したとまで言われてるんです。
ノウハウを
トリプルセコンド、ムーンフェイズ、トリプルカレンダー、トゥールビヨンとかです。
自動巻の時計って狂うじゃないですか。
なんで狂うかと言うと地球の重力の影響なんですよ。
ゼンマイに重力が加わって一定の速度が狂ってくるんです。
その一定の速度をコントロールするのがトゥールビヨンって言って、振り子の原理で重力をはねのける機能なんですよ。
トゥールビヨンは、最高峰の時計の技術で作れる職人は何人も居ないし、それを考え出したのはBREGUET(ブレゲ)なんです。
1月は時計の新作発表会なんですけど、各ブランド、トゥールビヨンの機能を備えた時計を1、2個出すんです。
なぜかと言うとトゥールビヨンを作れる職人を抱えてるっていうブランドの証にもなるんですよ。
トゥールビヨン機能を付けれるってだけで、ブランドのステータスが上がるんですね。
腕のある職人が1年2年かけて作るくらい難しい機能なんです。
1個を1人の人が購入するモノを
はい。
有名なFRANCK MULLER(フランク・ミュラー)、コレも人の名前なんですけど
この人も、BREGUET(ブレゲ)の再来と言われてる人なんですよ。
時計学校時代から有名で天才と言われました。
PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)も勧誘したし、当然Rolex(ロレックス)も勧誘したんですよ。でも何処にも属さない人だったんです。
自分のブランドを作る事を決めていたようです。
自分の腕に自信があったんですね。
FRANCK MULLER(フランク・ミュラー)の卒業制作はスイスの美術館に飾られていたりしますからね。
時計のベストブランドって何処なんでしょうね?
僕が思う時計四天王は、トップはPATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)、次はヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ ピゲ、ブランパンかな。
ヴァシュロン・コンスタンタンって声に出したくなりますね。
松井秀喜選手とかヴァシュロン・コンスタンタンは愛用してますね。 中田英寿さんとかは、ブランパンとかしてたりとか
この辺はあまりしている人を見た事がありませんね。
例えば、100万円の時計を購入しようと思ったら、普通はRolex(ロレックス)の時計を購入しようと思う人が多いと思います。
みんなが知ってる時計を購入した方が良いと思うのでしょうか?
時計をステータスの象徴として、はめる人はメジャーなブランドの方が利点はありそうですね。
IWC(アイダブルシー)も良い時計なんだけど歴史的な背景を考えるとね。
派手なブランドの派手なモデルは嫌いなんです。
ちょっと抑えた感じの派手さが好きなんですね。
国をあげて開発すると良いものが出来るんですよ。メーカーが売るために開発の予算を組むのと違いますから。
国が良いものを作るために予算を組むから精巧な時計ができるんですね。
ロレックスのオイスターもそうなんですよ。
後、オメガのスピードマスターも月に行くためNASAが作った時計だし。
国費って贅沢ですね。
スピードマスターって手巻きなんですよ。宇宙は空気が無いから、自動巻だとローターが回らないので手巻きなんです。
時計って歴史ありますよね。
時代背景とか歴史がからんでますね。
PANERAI(パネライ)っていう時計で前の2つに比べると日本でメジャーになったのは最近です。
とは言っても、とても歴史がある会社で、Rolex(ロレックス)と結構絡んでるんですよ。ダブルネームとか昔作っていたくらいですから。
仲良しなんですね。
元々PANERAI(パネライ)は、44ミリとかの大きな時計で有名だったんです。 ウェットスーツとかにはめるような防水時計でしたから。
44ミリの時もデザインは好きだったんですね。
フェイスが大きめなの好きですよね?
用途に合わせた時計って事で、BREGUET(ブレゲ)は仕事用、PANERAI(パネライ)はカジュアル、IWC(アイダブルシー)はどっちもOK。って感じで
文字盤の色とかでもコーディネイトしますし。白シャツに白の文字盤みたいな感じで。
時計って実際のモノを見てみないと分からないですね。
やっぱり実際にはめてみないと
後、仕事でしたい場合はスーツを着て時計を買いに行くべきだし、カジュアルにしたいときはカジュアルな服装で時計を購入しに行くべきだし。
時計をしている自分を全体的に見ないとわからないですよね。
時計は昔から好きなんですか?
そもそも、僕が時計に興味を持ったのが小学校1年生の時です。
小学校1年生ですか随分早いですね。
その時にカシオのデーターバンク初期型が出て 腕時計で電卓が出来る機能が付いたモノだったんですよ。
あっ知ってます。形が四角いモノで小さな数字が配列されているやつですよね?
そうです。それがほしくて、確か当時5,000円くらいだったような記憶があります。
小学生にとっては、高額商品でなかなか手が出せなかった。
確かに小学生にとっては、高額ですね。
カシオで無くても、小学生の頃から時計が好きな子供でした。
当時サッカーとかスイミングとか習い事を始めた時期だったんですが、放課後スクールに行く途中に親に時計を持ってきてもらってスクールに通ってました。
時間を管理したいとかそういう事では無くてですか?
そういう事では無くて…
時計をはめると、小学生ながらプライベートな時間の切り替えという感覚になってましたね
時計を見るクセも、この頃からありました。
今でも、チラチラ時計を見てしまうんですけど、時間を見てるんじゃ無いんですよ。
あっ、そうなんですか。気になってました
お客様に会う時などは失礼になってしまうんですが、時間では無くて時計を見てるんです。
M.Ishiiさんにとって時計は、目を休める時にグリーンを見る感覚と同じですね。
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